07
8月
08

いざ初鎌倉

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いままで気になりながら、一度も訪れることができなかった鎌倉の街を男子学生に案内してもらい主要スポットを訪れながらその街の構成、商業施設の営業形態、取扱製品を見てまわった。(仕事・研究モード) 
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 鶴岡八幡宮の門前町として栄えた鎌倉の街は、メインの参道沿いにはいろいろな老舗の店舗が並んでいる。鎌倉彫、鳩サブレ、売り切れごめんの蒲焼き専門店、骨董品店など。一方新しい裏参道の方は、若者向けのオシャレな店舗がいろいろ趣向をこらした商品を販売していた。様々な観光客の客層に対応できる店舗構成が自然に出来上がっているところがおもしろく、どこにでもあるような「おみやげ屋」というような種類の店舗は意外なほど少なかった。このような個性的な店舗で商店街が構成されているため、飽きることなく興味深く散策することができた。横道を入ったところにもガラス細工の店やギャラリーなど新しい発見の喜びを味わえる仕掛けがあった。 
 平日であり、夏の猛暑日であったため、それほど人通りは多くなかったが、休日にはいつも人であふれているようである。 
 商店街への集客はやはり神社仏閣の力が非常に大きいことを再認識させられた。人を引きつけるコアなものがあるかどうかが商店街の活性化に大きな要素として当然のごとく考えられる。個々のお店の内容は、そこに来る人々にあった店舗形態になるわけで、店舗の魅力だけで人を引きつけリピートさせるというのは非常に難しいと再認識した。 

 仕事モードを外れ、純粋に観光を楽しみたいのだが、視点がすべて商店構成、商品構成に行ってしまう職業病はやはり重症である。 

 鎌倉駅から江ノ電に乗って長谷駅へ、本日のメインの訪問スポットである鎌倉大仏のある高徳院へ。  初めて対面する大仏さんは、自分だけの感覚なのか、なにか寂しそうな表情が気になった。室町時代に鎌倉の町を襲った大津波で大仏殿が押し流され、それ以降露座になってこの暑い夏の太陽を直接浴びながら瞑想している姿に少し同情したくなってしまった。 
 大仏像の左サイドから大仏像の中に入ることができる。炎天下に露座している青銅製大仏像の中なので熱がこもり、一瞬で汗が噴き出てきてしまう。このような大きな仏像の中を見たのは初めてだったので、感動はしたのだが、最近の酸性雨のせいで、像が腐食し、雨漏りがするようで、水漏れ防止の樹脂による修復もされていた。そして酸性雨の影響を調査するための機器も設置され腐食防止対策が考えられているようだ。 

北鎌倉の方の数あるお寺には行っていないが、長谷観音寺に最後に訪れ、高台の展望スペースから鎌倉の町と海を一望することができた。 
 三方山に囲まれ、一方は海という自然の要塞に鎌倉幕府の拠点を設けたのはやはり賢明な選択だったのだなと納得。 

 小さな京都という趣がありながら、街全体のスケール感は小さなイメージだったので、今後も時間を作って詳しく探訪したいと感じた。自宅から一時間半で鎌倉に着いたことが最も驚きであり、日頃の行動範囲とまったくかわらないので、構えずに気楽に訪れたい街のリストに加えることにした。


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